はじめに
突然片耳が聞こえなくなったら、不安でたまらなくなりますよね。
私自身、10年前に仕事中に突然左耳が聞こえなくなり、病院で「治らないかもしれません」と告げられました。
しかし、治療を続けた結果、完全に回復することができました。
この記事では、私が突発性難聴を発症してから回復するまでの体験談を正直に書きます。
今、同じような症状で悩んでいる方や不安を感じている方が、行動を起こすきっかけになれば嬉しいです。
仕事中の運転中、突然左耳が聞こえなくなった
あの日は普段と変わらず、仕事で車を運転していました。
すると突然、左耳が「キーン」という耳鳴りとともに、飛行機に乗った時のような詰まった感じになり、周りの音が急に遠く感じられました。
「疲れが溜まっているのかな」「そのうち治るだろう」
そう思い、病院へ行かず様子を見ることにしてしまいました。
しかし、数時間経っても状態は変わらず、耳が詰まったような違和感と聞こえづらさが続きました。
病院へ行かずに過ごした1週間
その後も仕事が忙しく、耳が聞こえづらい状態のまま1週間以上過ごしてしまいました。
ネットで調べても原因はわからず、「まあそのうち治るだろう」と楽観的に考えていたのです。
当時の私には知識がなく、突発性難聴は「時間との勝負」の病気であり、早期治療が回復の鍵を握るということを知らなかったのです。
ついに耳鼻科を受診、「治らないかもしれない」と告げられる
発症から1週間を少し過ぎて、不安が限界に達した頃、ようやく近所の耳鼻科を受診しました。
医師に「いつから聞こえづらいのですか?」と聞かれ、1週間以上経過していることを伝えると、医師の顔が少し曇りました。
「突発性難聴かもしれませんね。治療を始めますが、もしかしたら完全には戻らないかもしれません」
その言葉を聞いた瞬間、目の前が暗くなり、「このまま一生片耳が聞こえなくなるのかもしれない」という不安で胸が締め付けられました。
「もっと早く来ていればよかったのかもしれない」と後悔の念が頭をよぎりました。
治療開始と回復までの経過
医師からはステロイド薬(飲み薬・点滴)による治療を提案され、同時に血流改善薬も処方されました。
「ストレスを溜めずに安静にしてください」という指示を受け、普段よりも無理をせず休養するように努めました。
治療を開始してから4〜5日経った頃、左耳に少しずつ音が戻ってきたのを感じました。
最初はかすかに音が聞こえる程度でしたが、その後徐々に会話が普通に聞き取れるようになり、耳鳴りも次第に消えていきました。
完全に回復できたことへの感謝
幸いにも、その後左耳の聴力は完全に回復し、普段通りの生活に戻ることができました。
「治らないかもしれません」と言われたときの絶望感は今でも忘れられませんが、普通に会話を聞けること、音楽を楽しめること、家族の声を聞けることのありがたさを改めて実感しました。
突発性難聴で学んだこと
この経験を通じて、私が学んだことは以下の3つです。
✅ 体の異変を「そのうち治るだろう」と放置しないこと
✅ 突発性難聴は発症からできるだけ早く治療することが回復の鍵であること
✅ 聴力を失う不安は大きく、普通に聞こえることが当たり前ではないこと
突発性難聴は、発症からできるだけ早く(遅くとも1週間以内)に治療を開始することが望ましいといわれています。
発症から2週間以上経過すると回復率が低下するというデータもあり、医師からも「次に同じ症状が出たらすぐに来てください」と強く言われました。
あなたへのメッセージ|迷わず耳鼻科へ
もし今、あなたが突然耳が聞こえなくなったり、耳鳴りが続いていたりするなら、
「様子を見よう」ではなく、すぐに耳鼻科に電話をして受診してください。
突発性難聴は早期治療をすれば回復する可能性が十分にあります。
しかし、放置してしまうと聴力が戻らないこともあります。
聴力は失ってからでは取り戻せない場合があります。
あなた自身の大切な聴力を守るために、どうかすぐに行動してください。
私の体験談が、同じように不安を感じている方の背中を押すきっかけになれば幸いです。


