滝・湖・高原・アクティビティで爽快な夏旅を
暑い本州を離れて、夏の北海道で「本物の涼しさ」を体感しませんか?
北海道といえども近年は30℃を超える日も増え、札幌市街地では意外と暑いと感じる旅行者も少なくありません。
だからこそ、せっかく行くなら標高の高いエリア、冷たい水辺、風が抜ける高原など、本当に涼しい避暑スポットを選ぶのがおすすめです。
今回は、自然のクーラーに包まれて爽やかに過ごせる北海道の夏の涼スポット5選を、気温やおすすめ時間帯、近隣グルメなども交えて詳しく紹介します。
1. 層雲峡|滝と高原で別世界の涼しさ
北海道の中心、大雪山系の層雲峡は、道内でも屈指の避暑地。高さ100メートル超の断崖絶壁が約24kmも続き、いたるところに滝が点在しています。
銀河・流星の滝でマイナスイオン浴
層雲峡の名物「銀河の滝」と「流星の滝」では、水しぶきと滝音が心地よく、夏でも汗が引いていく爽快感を味わえます。
黒岳ロープウェイでさらに涼しく

おすすめは、黒岳ロープウェイで標高1,300m付近まで登ること。7月の山頂は15℃前後で、避暑には最高のスポットです。
ロープウェイを降りた後は、トレッキングシューズで短い散策コースを歩くのも◎。
アクセス:旭川空港から車で約1時間40分/旭川駅から高速バスあり
近隣グルメ:層雲峡温泉街ではジビエ料理や名物の「大雪山ラーメン」がおすすめ。
2.知床五湖|世界自然遺産の原生林でひんやり散策
知床半島の知床五湖は、手つかずの原生林に囲まれた湖沼群。
夏でも20℃前後と涼しく、木道を歩けば森を抜ける風が気持ち良くて心身がリフレッシュされます。

野生動物との遭遇も
遊歩道ではエゾシカやキタキツネと出会えることも。
晴れた日は鏡のような湖面に空と森が映り込み、まさに北海道の大自然を体感できます。
ベストタイムは朝の散策
観光客が少なく、湖面が穏やかな朝8時前後がおすすめ。ヒグマ活動期にはレクチャーを受けてから散策するので安全面も◎。
アクセス:女満別空港から車で約2時間/ウトロ地区からバスツアーあり
近隣グルメ:ウトロ漁港直送の海鮮丼や知床らうす昆布だしのラーメンが人気。
内部リンク提案:「知床の楽しみ方徹底ガイド|ベストシーズンと服装まとめ」
3.美瑛・青い池|幻想的な青と涼風を楽しむ
美瑛町の「青い池」は、近年SNS映えスポットとしても有名。
水面に立ち枯れたカラマツと白樺林が青空を映し、青のグラデーションが幻想的です。

朝がおすすめ!人の少ない時間を狙おう
日中は観光客が多いため、気温がまだ低く澄んだ空気の漂う早朝がベストタイム。
夏でも朝は18℃前後で軽めの長袖が心地よいです。
近隣の丘散策もセットで
青い池だけでなく、パッチワークの路や四季彩の丘など、美瑛の丘陵地をドライブすると涼しい風が吹き抜け、まるで絵本の中のような景色が広がります。
アクセス:旭川空港から車で約40分/美瑛駅から車で約20分
近隣グルメ:美瑛産の牛乳を使ったソフトクリームは必食!
内部リンク提案:「青い池の絶景を撮るおすすめ時間帯&撮影ポイント」
4.ニセコ|尻別川ラフティングで水しぶき体感
アクティブ派なら、夏のニセコで尻別川ラフティング体験を!
北海道有数の清流で、冷たい水しぶきが火照った体を一気に冷やしてくれます。

羊蹄山を望む絶景ラフティング
ラフティングの合間に見える羊蹄山の雄大な姿と、川の流れの爽快感は格別。
水温は夏でも10℃台なので、ウエットスーツを着てもひんやり!
アクティビティ後は温泉であったまる
ニセコは温泉地でもあるので、ラフティングの後は源泉かけ流しの湯で冷えた体を温めるのも醍醐味です。
アクセス:新千歳空港から車で約2時間半/札幌から高速バスあり
近隣グルメ:ニセコ高原野菜のピザや地元産チーズが絶品。
5. 神の子池(摩周)|神秘の青と冷気を全身で感じる
摩周湖の伏流水が湧き出す「神の子池」は、年間を通じて水温8℃前後。
真夏でも池のほとりはひんやりとした空気に包まれています。

青の神秘に癒される
倒木が腐らずに水底に横たわるほど透明度が高く、太陽光でコバルトブルーに輝く水面は、思わず息を飲む美しさです。
周辺の森林も涼しい散策路
池までの林道も木陰が多く、夏の森の香りとひんやりした空気を存分に味わえます。
アクセス:女満別空港から車で約1時間半/摩周駅からレンタカー推奨
近隣グルメ:弟子屈の摩周そばや釧路和商市場の勝手丼も合わせて楽しみたい。
夏の北海道旅行を涼しく楽しむコツ
✅ 脱ぎ着しやすい服装を準備
朝晩は冷えるため、ウィンドブレーカーや薄手の長袖を必ず持参。
✅ 虫除け対策は必須
森林や湖沼地帯では蚊やブヨが多いので、虫除けスプレーや長袖で防御を。
✅ レンタカー移動が便利
公共交通機関だけでは回りにくいスポットも多いので、時間に余裕をもって。
✅ 紫外線に注意
北海道の夏は紫外線が強め。帽子・サングラス・日焼け止めを忘れずに。
まとめ|「北海道の夏=涼しい」は行く場所次第!
北海道の夏は場所選びで涼しさが大きく変わります。
市街地に滞在するだけではもったいない!
せっかくなら高原、滝、湖、清流をめぐり、自然のクーラーに包まれる避暑旅を楽しんでください。
この夏は本州の蒸し暑さを離れ、北海道でしか味わえない爽快な涼を全身で感じる旅へ──。
ぜひお気に入りのスポットを見つけて、涼しい北海道時間を満喫してください!

 
  

